元鑑識の手相家「生命線が切れている場合」の判断 長くくっきりした生命線の持ち主が辿った運命

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自分の未来の姿を思い込むとそれが潜在意識となり、いつか現実化してしまうということがあります。この「思いは現実化する法則」を甘く見てはいけません。どうせ思い込むなら、「私は絶対に120歳まで生きる」という信念を持つのが一番のお勧めです。90歳、100歳になっても元気に仕事をしたり、運動をしたりと活躍されている高齢者がいますが、そんな方はよく「120歳まで」と口にされているようです(※外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください)。

『手相刑事の鑑定術 大悪人からダメ男まで、手相が明かす「超法則」』P52より

ちなみに、生命線が短いからといって、寿命が短いということもありません。生命線の短さは生命力がやや弱いことを示しますが、寿命に関してはこれまた無関係です。

手相刑事の鑑定術 大悪人からダメ男まで、手相が明かす「超法則」
『手相刑事の鑑定術 大悪人からダメ男まで、手相が明かす「超法則」』(徳間書店)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

生命力が弱い方は、体に自信がない分、健康管理に気を使いますから、むしろ長生きするということがよくあります。逆に生命力が強いからといって、健康管理をおろそかにしてしまうと、意外に短命だったということもあります。

この生命線の切れに関しても病気などを表しているのではなく、精神的に大きなストレスを受けたことや、人生観に大きな変化があったということを表しているケースが多いようです。

ただ、生命線自体が薄くて切れ切れになっているときや、生命線全体が鎖状になっているときは、かなり体力が弱っていることを示しますから、運動や食事や睡眠についてもう一度見直されたほうがいいでしょう。

江幡 龍 手相家/元刑事、元鑑識

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えばた りゅう / Ryu Ebata

1959年、福島県生まれ。元警察官。34年間、主に刑事、鑑識として勤務。手相は大学時代から独学で勉強し、一度はプロを目指したものの断念。刑事になってから、被害者などから採取する「関係者指紋」や、犯人の「被疑者指紋」でも手相が見られることを知り、約1万人の手相を独自に研究。新たな手相術の確立と、これまでにないオンリーワンの手相家を目指して日々、研鑽に励んでいる。本来、手相占いとはあまり縁のない大悪人から成功者まで、老若男女のあらゆる手相を見てきた経験を生かした鑑定は、「知らない自分に出会え、未来への夢や希望を感じ取ることができる」とファンを広げている。

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