失神チャレンジに興じる子供達過去に15人死亡か TikTokで「失神」を競い意識を取り戻すまでを撮影
13-17歳の7割近くがTikTokのユーザー
米国の法律は、ソーシャルメディア企業が13歳未満の子どもに関するデータを収集することを禁じている。これを順守していると主張するティックトックは、米国で13歳未満の子どもがアカウント登録しようとすると限定的なコンテンツしか見られないようしている。だが、ティックトックは米国で最も人気のあるアプリで、ユーザーの中心は若者だ。ある調査によると、13-17歳の7割近くが利用している。
ティックトックはユーザーの年齢に関する情報については開示していないが、ブルームバーグ・ビジネスウィークが確認した内部メッセージ文書によると、会社にとってデリケートな問題となっており、従業員に対して「子どもについてではなく若者について話す」ように指示している。
ティックトックは子どもたちにアプリ登録を許したとして罰金処分を受けているほか、世界中の規制当局が年齢確認の方法を調査中だ。米国ではティックトックのアルゴリズムがわずか8歳の子どもを失神チャレンジに追いやったとする不法死亡訴訟が起こされた。
原題:TikTok’s Viral Challenges Are Luring Young Users to Their Deaths (抜粋)
(原文は「ブルームバーグ・ビジネスウィーク」誌に掲載)
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著者:Olivia Carville
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