Z世代が求める理想の上司像【偉ぶらないけど、舐められない】リーダーになるための"発想の転換"

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「背中で語る」だけでは、もはやZ世代には支持されないという(写真:metamorworks/PIXTA)
コンプライアンスが厳しくなった昨今、昭和型の指導が通用しなくなったことは理解しているものの、それではいったいZ世代の部下たちとの接し方は具体的にはどうすればいいのだろうか、と頭を抱える管理職も多いはず。
そこで本稿では、長崎大学准教授でスピーチコンサルタントの矢野香氏の著書『偉ぶらないけど舐められないリーダーの話し方』から一部を抜粋・編集する形で、この10年で変化してきた「理想の上司像」の本質と、求められる振る舞い方について解説します。

数字から見えてくる「現代の若者が求める上司像」

「理想のリーダー」と聞いて、あなたはどんな人物を思い浮かべますか?

春から社会人となる学生に行った、「理想の上司」アンケート調査(※1)の総合ランキングでは、9年連続で内村光良さんと水卜麻美さんが1位になりました。

内村光良さんは、司会を務めるバラエティ番組での「親しみやすい」というイメージに加えて、「頼もしい」というイメージもあり、理想の上司として不動の人気を誇っています。

また、水卜麻美さんは、飾らない笑顔や場を和ませるキャラクターから、「親しみやすい」「優しい」といったイメージが定着。特に女性から高い支持を集めています。

「親しみやすい」「優しい」というキーワードは、近年の若手の価値観をより深く掘り下げた調査でも浮かび上がっています。

Z世代の若者に対して行った、「Z世代が思い描く理想の上司像・職場コミュニケーションに関する調査」(※2)によると、近年の若手が上司に求めるのは、単なる人柄の良さではなく、具体的なコミュニケーション能力であることが示唆されています。

例えば、「上司との理想的なコミュニケーションについて答えてください」(複数回答可)という質問に対しては、「部下の話にまず耳を傾けてくれる」という回答が49%でトップを占めます。

次ページ「理想的な上司の特徴」の調査結果
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