本物のお金持ちこそ｢現物投資｣が抜群にうまい訳 世の中にあまり知られていないからこそチャンス

大切なのは「お金を増やす考え方」を変えることです（写真：bee／PIXTA）

「本物の大富豪」に共通する習慣

私は世界38カ国を渡り歩いて、「本物の大富豪」100人以上と直接、会ってきました。そのなかには文字どおり、資産の「ケタが違う」お金持ちが大勢いました。女性の大富豪とも会いました。そうして彼らの生態を直接学んでいくうちに、彼らに共通する習慣にいくつも気付いたのです。

「ケタ違いの資産家」の世界では、どんな資産運用セミナーでも語られない、どんなメディアにも掲載されない、まったく考え方の違う「お金との付き合い方」があったのです。そして、「お金持ちになる方法」は、本当のお金持ちしか知らない、という事実にも気付きました。

さらに言えば、本物のお金持ちとは、「お金をたくさん持っている人や、高収入の人」ではありません。そうではなく、「自動的にお金がたくさん入ってくる仕組みを持っている人」のことを指します。資産家はそれを「金の鶏を飼う」と表現します。「金の卵」を産み続けてくれる「金の鶏」を飼うことが、最も大切なのです。

「お金が入ってくる仕組み」を持っているか否かが、「本物のお金持ち」の基準。そして、生まれながらのお金持ちではない私たちが「FIREを達成できるかどうか」も、そこにかかっています。