サンクス運営するCVSベイエリアは東京湾岸、千葉地域で2店のぞき営業継続【震災関連情報】

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サンクス運営するCVSベイエリアは東京湾岸、千葉地域で2店のぞき営業継続【震災関連情報】

東京湾岸と千葉県内で、サークルKサンクスの「サンクス」ブランドでコンビニを127店運営するシー・ヴイ・エス・ベイエリア(CVS)は、東日本大震災後も、2店舗をのぞいて営業を継続している。

休業に追い込まれたのは新浦安市内と幕張市内の店舗。店舗が傾いたり、周囲が液状化するなどして営業が困難になった。他店でも、供給される物資が絶対的に足りないため、品薄状況が続いている。弁当工場など、いくつかのベンダーも被災している。

とくに、麺類を供給するベンダーは宇都宮工場が被災で停止。静岡工場から物資を振り向けていたが、15日夜に静岡を震源に起きた新たな地震のため、麺類はまったく供給のメドが立たなくなったという。軽油不足で、飲料など商品があるのにトラックで運ぶことが出来ない、といった問題も続いている。

サークルKサンクスを含め、いまのところどのチェーンも自陣営の手当で手一杯だが、今後は一時的にせよ、スーパーなども含めた配送の共同化などを検討する必要も出てきそうだ。

山川 清弘 「会社四季報オンライン」編集部 編集委員

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やまかわ・きよひろ / Kiyohiro Yamakawa

1967年、東京都生まれ。91年、早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。東洋経済新報社に入社後、記者として放送、ゼネコン、銀行、コンビニ、旅行など担当。98~99年、英オックスフォード大学に留学(ロイター・フェロー)。『会社四季報プロ500』編集長、『会社四季報』副編集長、『週刊東洋経済プラス』編集長などを経て現職。日本証券アナリスト協会認定アナリスト、日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト。著書に『世界のメディア王 マードックの謎』(今井澂氏との共著、東洋経済新報社)、『ホテル御三家 帝国ホテル、オークラ、ニューオータニ』(幻冬舎新書)など。

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