手取り24万、4年で2000万貯めた会社員の家賃観 「家賃を制すものは蓄財レースを制す」と心得よ

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それでは具体的に、お金を貯める習慣を身につけていきましょう。

まずは、支出を抑えましょう。固定費と変動費の削減をしてください。

固定費とは毎月支出が一定なもの、大雑把に言うと、教育費、光熱費、通信費、家賃、車などです。変動費というのは毎月支出が一定ではなく、変動するもののことを言います。変動費は食費、娯楽費、交際費、雑費などです(ちなみに、これは私の独自の分類です。人によっては固定費と変動費のジャンル分けが変わったりしますのでご注意ください)。

固定費と変動費の何をどう削減するか。これは基本であり、もう知っている人もいるかもしれませんが、めちゃめちゃ大切なので強調しておきます。

まず、固定費から削りましょう。

家賃を制すものは蓄財レースを制す

とにかく固定費という、毎月機械的に出ていく支出を削減しましょう。重要なのは、教科書的に固定費と変動費をきっちり分けることではなく、とにかく「毎月支出が一定なもの=自分にとっての固定費」をまっさきに削減していく、という「順番」です。

究極的には、固定費さえ削れば変動費を削る必要がないとさえ言えるくらいです。この順番を間違えると節約の効率が悪くなり、節約しているつもりでも実は節約できていない、節約している気になっているけど貯まっていない、なんてことになります。

具体的な固定費の削り方ですが、これから伝える3つさえ削減できれば「勝ち」です。ですから絶対に、この3つは見直しましょう。

まず1つ目は住居費です。「家賃を制すものは蓄財レースを制す」と覚えてください。

私は借金まみれの学生の頃、ある事実を知りました。家賃は生涯で6000万円ほどかかるということです。正直ぞっとしました。住んでいるだけでこんなに金がかかるのかと。

ライフプランを考えれば考えるほど絶望するようになりました。だってそうじゃないですか? 日本はもう、普通に働いていたら給料は上がりません。経済はずっと右肩下がりです。それなのに、「不景気だ」と言いながらも、持ち家、自家用車、結婚式……。「結婚指輪は給料の3カ月分」など、経済成長している昔から考えが変わっていないのはおかしいと思いませんか。

昨今、不安定な時代なのに、お金の価値観にはずっと昔から変わっていないものがたくさんあり、それらに無意識に首を絞められていることに気づきます。

もうそんな時代じゃありません。考え方をアップデートしないといけません。昔と令和の時代は全然違うものなんです。

次ページ「家賃は手取りの3割」では経済的ゆとりは得られない
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