前田敦子さんが振り返る「20代の"こじらせ期"」 「30代は楽しいよ」という先輩達の言葉が支えに
でもいつかトンネルを抜ける日が来るのだけは確かだって思います。
そう言って、31歳の“あっちゃん”はまた笑った。前田敦子は、年齢を重ねるたびに、どんどん笑顔が似合う女性になっている。
もしあの頃の私に何か伝えられるとしたら、「30代は本当に楽しいよ。だから信じて、今は思い切りこじらせて」と言ってあげたいですね。
先が見えない不安も、手に負えない恋の痛みも、今を生きている証拠。その全てを跳躍台にして、私たちはいつか突破する、もっと超越した所へ。
だから、今は思い切りジタバタしよう。こじらせた分だけ、私たちは笑顔が似合う女性になるのだ。
1991年7月10日生まれ。千葉県出身。05年にAKB48の1期生として芸能界デビュー。12年8月に同グループを卒業する。グループ在籍中の07年、映画『あしたの私のつくり方』で女優デビュー。以降、数々の作品に出演。近作に、映画『劇場版 奥様は、取り扱い注意』、『くれなずめ』、『コンビニエンス・ストーリー』、ドラマ『伝説のお母さん』、『逃亡医F』、『あなたに聴かせたい歌があるんだ』、舞台『フェイクスピア』、『パンドラの鐘』などがある。現在、ミュージカル『夜の女たち』に出演中
■Twitter:@Atsuko_100 ■Instagram:@atsuko_maeda_official
取材・文/横川良明 撮影/洞澤 佐智子(CROSSOVER) 編集/天野夏海
作品情報
家に転がり込んできたストリーマーの怜人(菊池風磨)をつい養ってしまう衣装デザイナー・真知子(前田敦子)。意味不明なノリで生きるフリーター・泰造(オカモトレイジ)と暮らすショップ店員・美和(伊藤万理華)は泰造に絶大な信頼を置いている。プライドばかりが高く、承認欲求の塊である俳優の慎太郎(三浦貴大)のお気に入りである風俗嬢の七瀬(黒川芽以)は今日も淡々と仕事をこなす。父親の会社で働くボンボンで自己中心的な富(千葉雄大)と共同生活を送る子役上がりのタレント・鈴(趣里)は世話をするのも楽しそう。それなりに幸せな日々を送っていた4組のカップルに訪れた、別れの危機……。
■公式サイト/Twitter
■配給:ハピネットファントム・スタジオ
(C)2022『もっと超越した所へ。』製作委員会
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