国際線高騰でも米国6万円台、お宝航空券の探し方 海外は高嶺の花?「海外旅行」に2つの高い壁

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東アジアで安いのはやはりソウルだ。成田発のZIPAIR(JAL系のLCC)やチェジュ航空(韓国のLCC)が往復総額約2万6000円~でカバーする。お勧めは成田午前発(ソウル午前着)・ソウル午後発で現地滞在時間が長くとれるZIPAIRだ。

10月30日に成田~襄陽(ヤンヤン)間に韓国系LCCのフライカンウォンが週4便就航する。襄陽は韓国の北東部の海岸沿いの都市で、人気音楽グループのBTS(防弾少年団)のミュージックビデオや韓流ドラマの撮影地などが多いことで知られる江原道に位置している。往復3万3000円~だが、ソウルからは陸路で行きづらかったエリアなので、北東部をめざす人にとっては利用価値が高いだろう。

韓国入国時のPCR検査は2022年10月1日以降廃止となり、以前と同じように気軽に訪れることが可能となっている。なお、台湾も9月29日に入国時のPCR検査、10月13日から入国時の隔離が撤廃となった。香港は9月26日以降隔離が廃止となったが、10月13日現在、まだ入国後の検査が義務づけられている。中国本土は隔離・検査以前に観光旅行が認められていない。

東南アジアへは乗り継ぎの煩雑さなどを考慮すると直行便が望ましい。その条件をクリアし、総額3万円台でおさまるのが、シンガポール往復のスクート(シンガポール航空系のLCC)だ。往路は成田発の午前便、復路は現地発の深夜便で翌日の朝8時台に成田空港着となる。シンガポールは、ワクチンを2回接種していれば、入国時の陰性証明書は必要ない。

サンノゼなら往復6万円台

アメリカではロサンゼルスがねらい目だ。シンガポール航空やユナイテッド航空では往復総額9万円~となるが、ZIPAIRなら7万円台後半~でカバーしている。

金額だけをみるなら、成田からアメリカまで往復6万円台でカバー可能な路線もある。それが西海岸のカリフォルニア州にあるサンノゼ行きだ。

ZIPAIRは2022年12月12日から成田~サンノゼ路線を就航させる。その就航を記念して、2022年11月30日までキャンペーン運賃を発売している。これは成田発サンノゼ行きの片道が2万5000円、サンノゼ発成田行きの片道が200ドル(約2万9000円)。往復諸経費を含めても約6万8000円だ。

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