「シルク・ドゥ・ソレイユ」を経て起業した彼女の今 五十川舞香さんが説く、Web3だから実現できる事
人生において、無駄な経験なんてないはず。一見して関係がないように見えるシルクでの経験だって、実は「ピンチからのリカバリー精神」という形で、しっかりとWebacyに生きているんですよ。
人生で初めて「すべてを賭けられる」と感じた
——今後のビジョンや、Web3に期待することはありますか。
まずは何よりも事業面で成功したいです。Webacyは、好奇心が無限大な私が人生で初めて「すべてを賭けられる」と感じたプロダクト。
Webacyの開発と運営を通して世界にインパクトを与え、Web3の可能性を少しでも広げたいです。
パーソナルなところで言えば、尊敬する起業家やエンジニアたちのようになりたいとも考えています。
特に女性起業家や女性エンジニアの活躍には注目していますね。いつかは先達のように後進を支援し、導けるような存在になるのが夢です。
あらゆる新技術がそうであるように、Web3もまた、混乱や危険性をはらんだ存在であることは否定できません。
ただ、それを加味してなおWeb3には大きな可能性を感じますし、世界的にもこの流れは続くと思います。
例えばブラジルでは、仮想通貨を法的に認められた金融資産として扱うための法案が提出されるなど、積極的に評価する動きがみられます。
このまま世界全体に浸透していけば、かつてのクレジットカードがそうであったように、私たちの金融生活をガラリと変えるかもしれません。近い未来、Webacyがその一翼を担えればうれしいですね。
(文/夏野かおる、編集/玉城智子、写真/Jason Wang)
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