ドトール・日レスは東北地域中心に約100店で営業停止、メニュー限定店舗も数店存在【震災関連速報】
コーヒー店「ドトールコーヒー」やパスタ店「洋麺屋五右衛門」を手掛けるドトール・日レスホールディングス(以下、ドトール・日レスHLD)は、東日本大震災の影響により、東北地域中心に約100店(全約1900店)で営業を停止している。一部商品の納品が出来ない状況から、メニューを限定している店舗も数店存在する。
営業を停止している店舗のうち、震災被害が甚大な太平洋側東北地域の約60店は、「店舗の損壊事例は少ないが、再開メドがわからない」(ドトール・日レスHLD)としている。比較的震災のダメージが小さい関東圏約40店については、「電力・ガスなどのライフラインが復旧し次第、早期に営業再開が出来る」(同)見通しだ。
現在断続的に行われている計画停電に関しては、実施中、該当する店舗の営業を一時休止する。その場合、各地域の計画停電時刻に合わせ、「営業開始時間を遅らせること、営業時間を短縮すること、一時休業することが想定される」(ドトール・日レスHLD)という。営業中の店舗では、電力の恒常的な不足を鑑み、節電も行う。具体的には、店舗看板及び間接照明などを一部消灯し、エアコンの設定温度を調整する。
(二階堂 遼馬 =東洋経済オンライン)
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