子どもの「早期教育」小学校受験しなくても必要か 学習意欲が飛躍する日常での親の関わり方3つ

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

藤田:そんなことを言われても、と思われるかもしれません。ですが、私は実際に合否に関係なく素敵なお子様たくさん見てきていますし、その後に大きく伸びていくお子様にも日々接しています。ぜひご自身にもお子様にも、自信を持っていただきたいと思います。 

学ぶ楽しさを親子で味わう

——ありがとうございました。小学校受験は「親の受験」とも言われることもあり、ご縁をいただけなかった時に、親の方が必要以上にダメージを受けてしまうこともあるかもしれません。ですが、藤田先生のお言葉の通りだと身に染みます。 

「早期教育」という言葉を聞くと、個人的には正直「忙しさにかまけ、十分にしてあげられないまま過ぎてしまった…」と後悔の念で気が重くなる私です(笑)。が、今回、親が子供の学んでいることに関心を持ち、共に学ぶ楽しさを味わう時間をもつことの有用性を再確認いたしました。今まさに直中にいらっしゃる方には、このような知識を頭の片隅に入れ、無理のない範囲でほんの少し意識して過ごせたら、きっと親子の時間が大きく変わっていくと思います。ぜひ受験をする方も、されない方も、ご参考にしてくださればと思います。 

 

(写真:Domani)

教えてくれたのは… 

一般社団法人小学校受験協会 代表理事 藤田和彦さん 
岐阜県出身。学生時代は塾に通わず、東大文一に現役合格。東大法学部を卒業後、プロの家庭教師として幼児から大学受験生まで幅広く指導。一般社団法人小学校受験協会 代表理事として、四ツ谷にて「国立小受験 専門 定期教室」を開講。自身も主任講師として指導にあたっている。幼児・小学生の特性をよく理解し、かつ将来的に必要な学習の内容を熟知したうえでの指導は高く評価されている。 
▶︎小学校受験協会公式HP 
▶︎藤田和彦twitter 
 
(写真:Domani)

教えてくれたのは… 

教育学博士 江藤真規さん 
お茶の水大学卒業。娘2人は中学受験を経て東大に現役合格。その後、自身も東京大学大学院教育学研究科修士課程に入学、2019年に博士課程修了。現在は㈱サイタコーディネーション代表取締役として、子育て・家庭教育に関する講演や執筆活動を行う。「子どもの主体性」をテーマとしたコーチングスクール、学びの土台作りを目指したクロワール幼児教室を主宰。家庭環境づくり、親子対話の工夫等を発信する。著書「子どもを育てる魔法の言い換え辞典」「母親が知らないとツライ女の子の育て方」他。 
▶︎子育てコーチング:サイタ・コーディネーション 

 

(写真:Domani)
Interview& Writing 
田口まさ美 
<教育エディター> 
小学館で教育・ファッション・ビューティ関連の編集に20年以上携わり独立。現在Creative director、Brand producerとして活躍する傍ら教育編集者として本連載を担う。私立中学校に通う一人娘の母。Starflower inc.代表。▶︎Instagram: @masami_taguchi_edu 
Domani
ドマーニ / Domani

仕事をする女。そして母。ふたつの顔を持つ女性のためのファッション誌です。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事