資生堂は久喜工場が2週間操業停止。節電対応に東京電力管外に生産移管も検討【震災関連速報】
化粧品大手の資生堂は11日に発生した東日本大震災の影響で、シャンプー、リンスなどを製造する久喜工場(埼玉県久喜市)を2週間停止することを決定した。工場内の配管がズレたり、スプリンクラーが誤作動して水漏れが起きているため。
ただ、倉庫や物流センターの在庫への損害はなく、商品供給への支障はない見通しだ。久喜工場以外の、口紅やスキンケア化粧品の鎌倉工場、ファンデーションなどの掛川工場、日焼け止めや男性用化粧品などボディケアの大阪工場には地震の被害はない。
なお、計画停電への対応として節電にも取り組んでいる。東京電力から供給される電力を抑制するため、東京電力管外の他工場に生産を移管することを検討。広告塔や看板の点灯も中止している。
(島田 知穂 =東洋経済オンライン)
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