グーグルが大手携帯各社と提携したワケ

決済サービス普及でアップルに対抗

 2月23日、米グーグルは携帯電話向け電子決済サービスの搭載で、米国内の複数の大手携帯電話事業者と提携したことを明らかにした。ブリュッセルで昨年5月撮影(2015年 ロイター/Francois Lenoir)

[サンフランシスコ 23日 ロイター] - インターネット検索最大手の米グーグル<GOOGL.O><GOOG.O>は23日、携帯電話向け電子決済サービスの搭載で、米国内の複数の大手携帯電話事業者と提携したことを明らかにした。黎明(れいめい)期にある携帯決済サービス市場で、最近参入したアップル<AAPL.O>に対抗する。

同社が同日公式ブログに掲載した記事によると、AT&Tモビリティ<T.N>、TモバイルUS、ベライゾン・ワイヤレス<VZ.N>の各社は、年内に米国内で販売するアンドロイド搭載スマートフォンに、「グーグル・ウォレット」アプリを導入する。

また、グーグルによると、携帯電話各社の合弁で数年前に設立された電子決済サービス会社の「ソフトカード」から技術を獲得したという。

グーグル・ウォレットでは、利用者のクレジットカードやデビッドカードの情報を記憶し、店頭の専用端末にスマホをかざすだけで、決済が可能となる。

グーグルは2011年にウォレットを導入したが、消費者の間では普及に難航。携帯各社が、競合するソフトカードのサービスを展開したことが一因とされる。

ただ、アップルが「iPhone(アイフォーン)6」でアップルペイを導入し、昨年10月以降は競争環境が変化している。

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