日清製粉G本社は函館工場停止も数日で完全復旧【震災関連速報】
日清製粉グループ本社の被災地である東北地域における拠点は、営業関係のオフィスのみであり、数日間で復旧する見込み。また東北地方以外の生産拠点では、鶴見工場、千葉工場は稼働しており、昨日、操業停止を決定した北海道の函館工場も数日以内で完全に復旧できる見込み。函館工場は業務用小麦粉を製造しているが、量的にも多くなく、グループ全体としての影響は軽微という。
なお同社では、大地震などを前提とした危機管理マニュアルとして、社員及び家族の安否確認、各事業場の状況確認、供給体制の維持などをポイントとするBCP計画(事業継続計画)を作成しており、今回の大震災においては、「当日11日の15時過ぎにグループ本社社長を本部長とする対策本部を設置し、機能している」(日清製粉グループ本社)。
また東京電力の輪番停電の対象時間については、運転を停止せざるを得ない状況となるが、各工場で生産調整を行い、影響を最小限にするように図っていく方針だ。
(水落 隆博 =東洋経済オンライン)
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら