VAIOが発表した、初の自社開発PCとは?

設立から2年目となる来期の黒字化が目標

 2月16日、ソニーのパソコン事業が独立したVAIOが、初の自社開発パソコン2機種を発表した。発表会で、関取社長(2015年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 16日 ロイター] - ソニー<6758.T>のパソコン事業が独立したVAIO(長野県安曇野市)は16日、初の自社開発パソコン2機種を発表した。ソニーから引き継いだ3機種とともに品ぞろえは5機種となる。今後も新機種を投入し、設立から2年目となる来期の黒字化を目指す。

VAIOは昨年7月、ソニーがPC事業を分社化し、日本産業パートナーズ(東京都千代田区)に株式の大半を売却して独立。ソニー時代のPC3機種を引き継いできたが、独立してから開発した2機種を投入する。

旗艦機種として「VAIO Z(想定価格19万円)」を16日から受注を開始し、クリエイター向けのタブレットPC「VAIO Zキャンバス(20万円台後半)」を5月に発売する予定。

VAIOは2016年5月期に30―35万台を販売し、黒字化する目標。全製品が安曇野工場での自社生産のため一部の部材調達で円安は逆風だが、関取高行社長は記者団に「楽な数字ではないが、なんとかやっていきたい」と述べた。

また、VAIOは日本通信 <9424.T>と提携して格安スマホを投入する予定。関取社長は「ハードだけで勝負するのではなく、通信料金を含めてパッケージで顧客の要望に応える」と語った。

(村井令二)

ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 日本野球の今そこにある危機
  • 非学歴エリートの熱血キャリア相談
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • 自衛隊員も学ぶ!メンタルチューニング
トレンドライブラリーAD
人気の動画
東芝、会社「3分割」に残る懸念
東芝、会社「3分割」に残る懸念
ANAとJAL、国内線で競り合う復活レースの熾烈
ANAとJAL、国内線で競り合う復活レースの熾烈
富裕層、世代でまったく異なる「お金の使い方」
富裕層、世代でまったく異なる「お金の使い方」
サイゼリヤが「深夜営業廃止」を決断した裏側
サイゼリヤが「深夜営業廃止」を決断した裏側
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
メタバース革命が始まる<br>全解明 暗号資産&NFT

不正流出事件から4年。復活不可能に見えたビットコイン相場は米国主導で活況を取り戻しました。暗号資産を使ったNFTの購入、そしてNFT取引が広がるメタバースにもビジネスの機会が広がっています。日本は暗号資産とどう向き合うのでしょうか。

東洋経済education×ICT