「原子力潜水艦は持つべき?」与野党9党首の答え 維新、国民、N党「賛成」、自民、立憲など「反対・慎重」

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松山キャスター:NHK党の立花氏は原潜保有に賛成という立場か。

(画像:FNNプライムオンライン)

立花孝志氏(NHK党党首):はい。日本の敵は明らかに中国ということをはっきりとしなければいけない時期にきている。日本は領土は狭いが、領海は世界でもトップ10に入るぐらい。海の安全を守ることはすごく大事だ。毎日のように尖閣や小笠原で中国による領海侵犯が行われている。原潜は非常に高性能だ。最初はアメリカから購入するなり、レンタルをする。そして内需拡大、経済を回していくためにも原潜を日本国民がつくれるようにしていく。経済を回していくためにも必要だ。何よりも中国の考えは日本人とは違う。志位氏の言うように、こちらが手をあげなければ、相手は殴ってこないということではない。確実に世界を侵略しようとしている中国に対してはしっかりとした防衛力を持たないと憲法9条では国民の命は守れない。しっかりとした防衛力を持って国民の生命、財産、領土、領海を守っていかなければならない。

攻撃されるリスクを負うこともある

松山キャスター:れいわ新選組の山本代表は原潜の保有に反対という立場。

(画像:FNNプライムオンライン)

山本太郎氏(れいわ新選組代表):論外だ。通常の動力型潜水艦と比べれば、さらに攻撃的なものになるので原潜保有はまずい。国連憲章に旧敵国条項がある。日本のような旧敵国が不穏な動きをしたときには安保理の許可なしに日本を攻撃することができる。つまり敵基地先制攻撃能力保有や原潜導入のような動きになれば、日本は攻撃されるリスクを負うということだ。言葉で勇ましいことをいくら言っても、現実的な国防を語ることにはならない。まずはスタート地点をしっかりと見極めなければいけない。日本が置かれた立場をしっかりと見つめたうえで世界にどのような足かせをはめられているかからスタートしなければならない。

松山キャスター:岸田総裁に聞く。年内に国家安全保障戦略をまとめるが、原潜に関してまでは書き込まないと考えていいか。

岸田氏:これから年末にかけて議論する。今この段階で何か予断をもって言うことは控える。先ほど原潜については私の思いを申し上げた。年末に向けてしっかりとした議論を行っていきたい。

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