「日経平均2万6000円台」は絶好の買い場の可能性 外国人の日本株への見方は変わりつつある

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次に、株価が「右下がりトレンド」を上抜けたかをチェックしたい。基本は、この下向きのトレンドを上抜けると、その後は上昇へと転換することが多いからだ。

日経平均株価は昨年9月14日に高値の3万0670円をつけてから今年6月2日まではずっと右下がりトレンドを続けてきた。だが6月3日から明確に上抜けて、6月9日まで急騰した。

具体的に言えば以下の通りだ。高値上限に到達後、右下がりのトレンドラインを6月3日から明確に上抜けして6月9日まで急騰したのだ。詳細は以下のとおりだ。過去のザラバ高値は昨年2021年の3万0795円(9月14日)。その後は2万9960円(11月16日)、今年の2万9388円(1月5日)、2万8338円(3月25日)だが、いずれも戻り高値をつけた後は下落した。

その後、6月3日に右下がりのトレンドラインを明確に上抜け、6月9日の2万8389円まで急騰した。ただし、6月13日にはトレンドラインを再び下回っている。なお、TOPIXもやはり9月14日高値から、今年6月7日までずっと右下がりトレンドを続けてきたが、6月8日に一時上抜けた。

足元の株価調整は絶好の押し目買いチャンスの可能性

一方、株式を需給面からみると、5月12日から6月9日までの急騰については「あくまで6月10日のSQ(特別清算指数)算出に絡んだ買い戻しで上昇しただけだ。あくまでSQ通過後は急落するだろう。本格的な買いではない」との懐疑的な見方もある。

私は、短期的には「SQ後急落」との見方に賛同する。だが需給面以外も考慮すると、SQ算出前後から6月17日(最悪6月末)までに、絶好の押し目買いのチャンスになると考えている。押し目買いの株価レンジは、2万6000円~2万7000円前後をイメージしている。

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