ひろゆきと考える 竹中平蔵はなぜ嫌われるのか 「住民税を払ってなかったって本当ですか?」
ひろゆき:結局、政治家が情報発信するときに、メディアのフィルターを必ず通ってしまうのが問題なんですよ。そのフィルターを通さない発信をできるだけ増やすのが正解じゃないかと。
「YouTubeチャンネル、よくスタートできたなって」
竹中:その通りだと思います。YouTubeでいいから自分の放送局のようなものを持つべきですね。アメリカでは大統領がテレビで国民に対してメッセージを出すことができますけども、日本ではできません。日本の放送局はメディアが政治利用されるからということで、それを一切、認めないんですよ。小泉さんが郵政民営化について語った有名な演説(*3)も、国民に直接放送で語りかけたんじゃなく、衆議院解散の記者会見の場で言ったものです。それがたまたま放送されたというだけで。
(*註3【小泉純一郎の有名な演説】郵政民営化法案が参議院で否決され、衆議院を解散した2005年8月8日の記者会見で、小泉純一郎は地動説を唱えたガリレオ・ガリレイの「それでも地球は動く」という言葉を引きながら郵政民営化の必要性を熱弁した。「ガリレオ演説」とも呼ばれる。)
ひろゆき:そうなんですね。
竹中:ひろゆきさんと比べたら恥ずかしいけれど、私も自分のYouTubeチャンネルを開設しています。
ひろゆき:はい、存じております(笑)。よくスタートできたなって、驚いたんすよね。最初、めっちゃ低評価だったじゃないっすか。
竹中:最初はめちゃくちゃで、例えば、私のネガティブストーカーみたいな人たちが大挙してやって来て、9割が低評価だったわけです。
ひろゆき:高評価・低評価ボタンがあってコメントも書けるYouTubeに竹中さんが出てきて、「この人は何も考えてないんじゃないか?」って最初思っちゃいました(笑)。内容に反発してるんじゃなくて、竹中さんが挨拶してるだけなのに低評価が付いてて(笑)。
竹中:でもですね、少しずつ視聴者が増えてきた今は、「高評価」が8割なんですよ。
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