「友達ゼロ」でも学校生活を乗り切れた驚きの術 孤独研究YouTuberが指南、SNS駆使した情報収集
私は幾度となくこのリスト内検索を繰り返して、欲しいローカル情報を収集してきました。通常の検索で見つけるのが難しい「この授業ラクやな~」といったツイートも、このリスト内では比較的容易に見つけることができます。
これを見つけたら、ツイートされた時間帯と講義の時間割などを照らし合わせてどの授業がラクだったのかを判断し、自分の授業選択に活かすことができます。
OB・OGなどは、Twitter上で見つけた際にコンタクトを取ってみてもいいかもしれません。おそらく有益な情報を持っているでしょうし、頼られるのも相手は悪い気はしないのではないかと思うので、親切に教えてもらえる可能性も高いです。
この独自のリスト検索は、ほかにも応用できる部分があります。
例えば弁護士だけを集めた非公開リストを作成します。自分が法的に何か知りたいことがあったときにそのリスト内で検索すると、専門家が何かしらの情報を発信しているツイートを抽出することができます。
「〇〇界隈の人は、このニュースについてどう思っているんだろう」といった空気感を知るのにも有効です。私はエンジニア、投資家、弁護士、本業に関する人など、さまざまなリストを作成しています。
有益情報の発信者をたどる癖づけ
自分にとって役に立つと思う情報を見つけたとき、この発言は示唆に富んでいると少しでも感じたとき、私はすぐに発信者をたどってフォローしています。一度でもそのように感じたのなら、その人は今後も自分にとって響くものを与えてくれる可能性が高いからです。
フォローのきっかけは、タイムラインに流れてくるツイートだけではありません。たまたま見ていたテレビ番組に出演していた文化人や、読んだ本の著者、ネットニュースで見かけた政治家など、生活のすべてに存在しています。気になったタイミングでその人を検索し、フォローする。私の中でこの作業はルーティン化されており、ほぼ思考停止状態で行っています。
フォローばかり行うことで、フォロー数ばかり多く、フォロワー数が少なく見えてしまうのを不格好に感じ、何となく抵抗を感じる人もいるかもしれません。それであれば、情報収集用のアカウントを別に作るのがいいでしょう。私もフォロー千人、フォロワー数十人といったバランスの悪い情報収集専用アカウントを持っています。
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