阿部サダヲ、劇団の仲間に「恥ずかしい」と思う訳 今や演技より「稽古初日のジャージ」が気になる

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

──今回は谷原章介さんも参加されていますが、彼とは初めてではない?

阿部:谷原さんとは、すごく若いときに共演しているんです。しかも、谷原さんと女性を奪い合うみたいな役柄でした。役者としてお会いしたのは20年以上前のことですから、お互い変化を感じていると思いますよ。僕は、谷原さんが朝の番組をやる人だと思っていなかったので、生放送終わりに稽古に来るのは体力的に大丈夫なのかな、と心配していますが(笑)。

──ですよね(笑)。

阿部:でも、僕がヴォーカルを務めるバンド「グループ魂」のメンバー・港カヲルの生誕祭を催したときに、谷原さんが司会を務めてくれたんですが、立ち振る舞いがすばらしくて! どうやったらあのドンとした落ち着きは出てくんだろうと思いますね。おそらく、谷原さんが演じる芸能マネジャー・若松役にはすごく合っていると思います。もちろん信頼感もあるし、楽しみです。

(写真:平郡政宏)

好きに生きている男性がカッコいい!

──ところで最近、ちまたでは阿部サダヲ=カッコいいという声をよく聞くんですが。今日の撮影でもすごくカッコいいなと思いましたがご本人の自覚は?

阿部:ほんとですか?(笑) そんな噂ある?

──麻生さんをはじめ、長澤まさみさんも阿部さんを何度もカッコいいとおっしゃっています。

阿部:そんな大女優の方に言ってもらって……すみません(汗)。でも、悪い気はしないですよ、うれしいです! そんなこと言ってもらえる時代が来ると思わなかったですから(笑)。

──すでにモテモテな阿部さんですが(笑)、ご自身ではモテたいという気持ちはありますか。

阿部:そりゃあモテたいですよ! 僕らの世代は、みんなそうだと思いますよ。「モテてもモテてもモテ足りない」って昔からみんな言っていますからね! 今は女性のほうがカッコよくて、男性をも導いてくれる時代になってきたけど、僕らが若いときは男性が引っ張る感じでしたから。草食男子なんて言葉がない時代ですし、肉食男子でいることが当たり前な世の中でしたよね。

──では、阿部さんにとってカッコいい男性とはどんな人でしょうか。

阿部:好き勝手やっている人がやっぱりカッコいいですね。好きなことをするっていうのは、カッコつけていないのにカッコいい雰囲気がでますよね。具体的にいうと、僕がカッコいいと思う男性は、ひとりで鮨屋のカウンターで食べることができる男! 憧れているんですけど、僕にはまだ無理なんですよねぇ。

次ページ1回扉を開けて、そっと閉じることは何回か(笑)。
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事