吉田カバンの売れ筋に見た「仕事バッグ」の最新事情 新年度の春は売れやすく「気分転換の買い替えも」

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取材の合間に、取材相手や関係者に「今、どの程度出社しているのか?」を聞くと、「週に1~3日」と答える人が目立つ。なかには「数カ月出社していない」人もいる。業種や職種、業務内容によっても違うが、リモートワークはすっかり浸透した。

そこで「在宅勤務+時々出勤でのバッグ選び」を消費者に聞いてみた。

圧倒的に多かったのが「パソコンをよく持ち歩くようになり、PCが入るサイズと安全に持ち運べるバッグを意識している」という答えだ。「これまで肩掛けバッグ派でしたが、PC持参の出社が増え、リュック派になりました」と話す人(30代の女性)もいた。

会社所有のPCを持ち出しできるかは、かつては「情報漏洩の視点から禁止」が多かったが、データがクラウド化してからは多くの会社で緩和。コロナ禍で持ち出しが進んだ。

「先ほどの『ポーター タイム』はPC常備派にも人気です。他には『タンカー』シリーズのデイパックも好評です。タンカー独自の柔らかく光沢感のある生地で、荷物を保護するクッション的な機能もあります」(岡田さん)

「タンカー」は、1983年に発売された「ポーター」を代表するシリーズだ。MA-1をモチーフにした同シリーズは数年後に話題となり、今では圧倒的な人気を誇る。同シリーズを買い続けるファンも多く、「軽くて丈夫なのがいい」と支持されている。

「タンカー」は軽さと丈夫さで支持されており、デイパック(3万7950円、税込み)も出している(写真:吉田カバン)

出張や展示会視察…帰りに荷物が増えそうな日

これまで自粛ムードが続いてきたが、大規模展示会を開催するケースが増えてきた。国内出張も戻りつつある。展示会視察や出張は、帰りの荷物が重くなる日だ。

「国内の出張なら、タンカーの『オーバーナイト ブリーフケース』のようなバッグが人気です。この商品はメイン収納部にペンホルダーやクリアポケットがあり、細かいビジネスツールが入れられ、PCも収納できるサイズです。ファスナーがフルオープンで開く後層部には荷物を固定するストラップもあり、衣類も整理できます」(同)

「タンカー オーバーナイト ブリーフケース」(4万5100円、税込み)は、手提げ・肩掛けの2wayタイプだ(写真:吉田カバン)
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