高層マンション症候群(シンドローム) 白石拓著

高層マンション症候群(シンドローム) 白石拓著

高い流産率のデータが公表された高層階居住。「空中都市」に住むことが、心身の健康にどれほどのストレスやリスクを及ぼしているのか、最新の研究をベースに明らかにしようとする。

データによれば、流産率ばかりでなく、出生児の体重が重く、かつ帝王切開などの率も高まる。それも居住年数が長い、あるいは高齢出産において顕著な関係があるという。また高層階に暮らすと、外出回数が減ることなどから、親離れをしない「高度平気症」の子どもも多くなるという。

身を守るには「妊婦や子育て家庭は高層階に住まないほうがよい」わけだが、こうした疫学研究が盛んなアメリカでの研究の引用がないことに、どうしても不満が残る。

祥伝社新書 798円

  

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