新社会人が赤っ恥をかかない意外な敬語のコツ 正しい敬語でも使い方次第で相手を不快にする
何を言っても、「さようですか」「さようですか」とくりかえされると、ちゃんと話を聞いているのか、疑いたくなってきます。本人は、丁寧なつもりで使っているのに、相手を不快にさせてしまっては意味がありません。
おすすめするのは、あいづちをローテーションさせることです。「はい」「ええ」も含めて、「なるほど」「それはすごいですね」などでいいですから、さまざまなあいづちを使って会話をしていくと、相手は気持ちよく話ができます。それは、ちゃんと話を聞いていますよというシグナルでもあるからです。
お客様に対しては「なるほど」という言葉は使わないという方もいるようですが、それは、言い方次第です。
相手の素晴らしいアイデアや解説に、思わず「なるほど!」という時、上からという意識はありません。そういう「なるほど」なら、ぜひ使いましょう。
ローテーションができるようになったら、「それは、お喜びだったでしょう」「お気を落とされたでしょう」などという敬語表現を入れたプラスアルファのひとことを付け加えていきましょう。
お孫さんやペットの話が出て、すかさず「おかわいいでしょうね」と言えば、相手はさらに気持ちよく話をしてくれるでしょう。簡潔な敬語表現を使って上手にあいづちをうてるようになりましょう。
その人、その場面だからこその敬語を使う意識
このように、いつでも同じ敬語を使うよりも、その人、その場面だからこその敬語を使うことが大切です。自分よりも相手をたてて言葉を使うのが敬語の精神です。
ビジネスにおける考え方を、そのように発想すれば、お客様、取り引き先を大事にして手厚い応対ができるはずです。つまり、敬語を磨いていくことが、ビジネスの成功にもつながるのです。だからこそ、いつでも、誰にでも使う敬語でなく、自分らしくその時の相手への気持ちをこめた敬語を使っていきましょう。
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