テスラのEV生産「上海都市封鎖」で深刻な影響 生産再開5月上旬でも8万5000台近く生産落ち込む

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米電気自動車(EV)メーカー、テスラの中国生産はとても困難な状況に直面している。

テスラが初めて米国外に開設した生産施設である上海工場は、現地のロックダウン(都市封鎖)実施で約3週間にわたり生産が停止。1日当たり約2100台を組み立てる同工場では、3月28日に操業停止となって以降、約3万9900台の生産が失われた計算になる。

こうした状況がいつ変わるかの兆候はほとんど見当たらない。人口2500万人の上海市では、新型コロナウイルス感染者数がほぼ連日過去最多を記録し、市内の大部分で引き続き移動制限が敷かれており、食料や製造業のサプライチェーンの混乱が続いている。

上海にあるテスラのギガファクトリーPhotographer: Qilai Shen/Bloomberg

 

JLウォーレン・キャピタル創業者のチュンホン・リー最高経営責任者(CEO)はテスラについて、「業務再開の基本ケースの見通しは5月第1週だ」と述べ、そのシナリオでは約8万4000台の生産が失われる可能性があると試算。周辺都市もロックダウン措置が講じられれば、同工場への部品供給にも影響する恐れがあり、テスラの生産台数の落ち込みはさらに深刻化しかねないと述べた。

原題:

Tesla Staring Down 40,000 Lost EVs Due to Shanghai Lockdown(抜粋)

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著者:Bloomberg News

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