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ふとんの西川、混沌の「睡眠市場」で勝ち残る算段 ただの寝具では競争できない市場変化に危機感

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そこで同社が図るのが、冒頭のようなソリューション売りへの転換だ。

西川は2020年10月に、豊田通商のタイ・バンコクオフィスに最先端の睡眠科学を取り入れた仮眠室のシステム「ちょっと寝ルーム」を導入した。ここではパナソニックの技術を用いて、室内の光や音を、快適な睡眠に適している水準に制御する。西川社長も「新しく作られるビルなどの中に、いくつも採用が決まっている」と意気込む。

アメリカでも攻勢をかける

海外強化も今後のカギの1つだ。シモンズやサータなど、世界に名だたる寝具メーカーが揃うアメリカを軸に、「国内よりも鋭角なブランディング」(西川社長)を推し進め、睡眠ソリューションやデザイン性に力を入れていく。

創業450年を超えた老舗は、再浮上できるか。羽毛布団やマットレスといった、ハードの品質を向上させることで、競合と差別化を図ると同時に、パナソニックのような異業種や、スリープテック系の新興企業などと、幅広く手を組む柔軟性が問われそうだ。

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