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総合商社 【伊藤忠商事】経営トップが強烈にコミット 10年後「稼ぐ力」の上手な示し方|事例4

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(撮影:梅谷秀司)

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「自分が過去読んだ統合報告書の中でも最高なものの1つだ」。昨年秋、総合商社大手・伊藤忠商事の岡藤正広会長CEO(最高経営責任者)宛てにこんな手紙が届いた。

差出人は「オマハの賢人」の異名を持つウォーレン・バフェット氏。世界的に著名な投資家で米バークシャー・ハサウェイのCEOだ。2020年8月末にバークシャーが日本の大手総合商社へ投資を進めていたことが明らかになった。バークシャーの投資関連会社が伊藤忠株を5%強を保有している。

伊藤忠の統合報告書は、岡藤会長が直々に筆を執る全6ページの「CEOメッセージ」から始まる。最新の「統合レポート2021」では、墓前で手を合わせる岡藤会長の写真がまず目に飛び込んでくる。時価総額など3指標で業界首位になったことを創業者・伊藤忠兵衛に報告する姿だ。

その写真と共に「喜びを分かち合うのは『三冠』達成が確定した1日だけ」と岡藤会長は過信や慢心を戒める。さらに「環境負荷の低い製品や素材に置き換えていく流れを強く後押ししていきたい」と決意表明が続く。

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