アップルやグーグルの株価は上昇が続くが、その理由はバランスシートや損益計算書ではわからない。今や企業価値を決める最大の要因は、人材や技術力、ブランド、企業統治、環境変化への対応能力など財務諸表に載らない「非財務資本」だ。
非財務資本を厚くする努力に加えて、企業はマイナス情報を含めた「非財務情報」をうまく投資家に伝える必要がある。
優れた開示を行えば企業価値の向上につながる一方で、開示が不十分だとしびれを切らした機関投資家から株主提案を受けたり、株を売られたりすることになる。単に「温室効果ガスの排出を減らせばよい」と高をくくっていてはすぐ手遅れになる。
情報開示を迫られる企業に激変期が訪れるとともに、提出された情報をチェックする側の監査業界にも大きな波が押し寄せている。
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