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「性急な改革では監査難民を生みかねない」 インタビュー/日本公認会計士協会会長 手塚正彦

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新たな登録制については、制度の立て付けがどうなるのか不明だったので賛否を表明してこなかった。登録要件を官が詳細に決めてしまうと、参入障壁になる。事前審査制のようになると民間の活力を損ねる。結論として2007年から登録制を運用してきた当協会に登録や抹消を委ねてくれるということなので、賛成することにした。

一方で、「在り方懇」では当協会の品質管理レビューを当局の検査に一本化するべきだという発言が出た。これには絶対反対だと言ってきた。官がチェックすることになると、硬直的になり、かえって監査の質が低下する。

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