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「80歳超えても働ける会社に」 インタビュー/ノジマ社長 野島廣司

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のじま・ひろし 1951年生まれ。大学卒業後、家業の野島電気商会入社。94年から現職。商業施設内に積極出店する一方、携帯販売会社やニフティの個人ネット接続事業などを買収し、成長を遂げた。(撮影:大澤 誠)

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本人が希望すれば、80歳まで臨時従業員として雇用する。2020年7月、関東を地盤とする家電量販大手ノジマが、こんな宣言をして大きな注目を集めた。シニア活用の先進的な取り組みにはどんな意図があるのか。野島廣司社長に聞いた。

──80歳まで働けるという新たな雇用制度が注目されています。

何歳まで働けるか明確な社内規定がなかったので、会社として区切りを決めておこうと。75歳と80歳が候補として挙がり、最終的に80歳(の誕生月まで)にした。そうしたら、発表後に新聞やテレビで大々的に報じられ、ドイツやフランス、韓国など海外メディアも取材に来たほどだった。

うちは働く意欲を持った人に対して、できる限り応えてあげたいという考え方でやってきた。だから、80歳まで働ける職場を私も社員も普通のことと思っていたので、世間の反響の大きさに逆にこちらが驚いたくらいだ。

──ノジマで働いているシニア人材の数はどのくらいですか。

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