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世界と日本の近現代史がわかる60冊 グローバル視点で歴史を学ぶ

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特集「学び直しの「近現代史」」の他の記事を読む

近年はグローバルな視点からの歴史研究が進む。より深く、より愉(たの)しく歴史を理解するためのブックガイド。

世界の中の日本近現代史|1〜15

1|『愛国・革命・民主 日本史から世界を考える』

・三谷 博 著/筑摩選書 2013年 1980円

世襲身分制を壊す大改革だった明治維新を3つの視座から検討し、東アジアや西洋を理解する。

2|『明治維新の意味』

・北岡伸一 著/新潮選書 2020年 1925円

異例の速さで国家制度を樹立できたのはなぜか。幕末から改革の終わりまでを解析する。

3|『文明史のなかの明治憲法 この国のかたちと西洋体験』

・瀧井一博 著/講談社選書メチエ 2003年 1650円

木戸、大久保、伊藤、山縣らの西洋体験に注目し、憲法成立、日本型立憲国家の誕生までを追う。

4|『世界のなかの日清韓関係史 交隣と属国、自主と独立』

・岡本隆司 著/講談社選書メチエ 2008年 1650円

日清戦争に至る東アジアの国際関係を、朝鮮半島をめぐる日清韓の力関係から描き出す。

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