高級レストラン・婚礼・ホテルなどを手がけるひらまつ。コロナ禍で揺らぐ財務基盤の安定化へ、パチンコホール最大手のマルハン創業家が設立したファンドなどから、資金を調達すると発表した。
ひらまつの「本当の価値」をみてくれた
――資本業務提携先として、MTIと太平洋クラブを選ばれました。ただ、一部の株主からは「どうしてマルハン系を選んだのか」という疑問の声も上がります。
やはり、マーケットは「どうして?」なんですね(苦笑)。
コロナなどもあって資金が枯渇し、収益性が低下する中、資本の増強を行う必要があった。当然だが、資金を入れてくれるならどこでもいいのかというと、そうではなく、適切な成長シナジーを持てる相手を見つけなければならない。
そこでここ半年ほど、ホテルや食品、小売り企業など、十数社ほどと話し合ってきた。それらの中でも、MTIと太平洋クラブの両社がパートナーとして最善だと判断した。
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