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自分史は目的を明確に、今後の夢や目標も書く 定年後|すてきに見せたい

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自分史は手順に沿って書いていく。コロナ禍でウェブサイト版が注目。

(jessie / PIXTA)

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「自分史を書くのは晩年のこと」と思っている人は少なくないだろうが、就活時に大学生が企業へ提出するエントリーシートもある意味で自分史といえる。人生の節目にそれまでの自分の経験や実績をまとめ、ほかの誰かに読んでもらう。それが自分史だ。

ただ、執筆する前に重要なのが「自分史を作る理由や目的を明確にすること」と話すのは、自分史活用アドバイザー(ポータルサイト「自分史はじめよう!」運営)の川﨑敏彦(kawachan)さん。これがあやふやだと、自分史を書いている途中で迷子になり、思っていたゴールにはたどり着けないという。何のために書くのかを明確に自覚していてこそ、完成まで書き続けられる。

だが、自己満足に陥ってしまいがちな点には注意が必要。とくに男性に多いケースで、自慢話や成功談を書きすぎたり、話を美化しすぎたりするのはよくない。自分では気づきにくい面もあるので、事前に誰かにチェックしてもらうことがお勧めだ。他人の自分史が書籍となって届いたとき、独り善がりの内容ではすぐに書棚の奥にしまわれてしまう。

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