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自社スタジオ発のヒットが続出 止まらないPSの快進撃 Part2|絶好調事業の今後

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新ゲーム機発売初年度は赤字が当然だったが、いきなり最高益を達成した。その秘訣とは。

PS5は触覚に訴えるコントローラーが魅力。自社スタジオのソフトでその可能性を最大化した(写真:ソニー・インタラクティブエンタテインメント)

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コロナ禍で現実世界の活動が制限される一方、バーチャルな世界へ行けるゲーム業界には追い風が吹き続けている。

ソニーもその恩恵を強く受けた。2021年3月期のゲーム部門の営業利益は前年同期比43%増となる3422億円。過去最高を更新した。巣ごもり需要の拡大を背景に、ゲームソフトのダウンロード販売が好調だった。

特筆すべきは、7年ぶりの新しいゲーム機「プレイステーション(PS)5」の発売年度だったことだ。これまでは新ゲーム機の発売年度は多額の開発費や宣伝費がかかるため、必ず赤字に陥っていた。それが初年度に最高益を更新するという快挙を達成した。

単なる巣ごもり需要による追い風参考値ではない。

「われわれのビジネス構造が強固になったことを意味している」

ゲーム事業を統括するソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)のジム・ライアン社長は5月の投資家向け説明会で、変化するソニーのゲームビジネスについて説明した。

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