コロナ徹底検証 「日本モデル」は第2波に耐えられるか

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世界では新型コロナウイルスの感染爆発が続いている。一方、日本では感染の第1波を乗り切った「日本モデル」への肯定的評価が根強い。はたしてその内実は?

本誌:長谷川 隆、石阪友貴、野村明弘、風間直樹

週刊東洋経済 2020年7/18号
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欧州や東アジアでは収束したかにみえる新型コロナの感染拡大。しかし、南北アメリカや西アジア、中東、アフリカでは感染爆発が続き、世界の感染者数は1100万人以上、死者数は53万人を超えた。日本では4月に新規感染者数はいったんピークを迎えたが、7月に入ると再び増え出している。東京都では7月上旬、新規感染者が連日100人を超え、4月上旬と同じ水準だ。「夜の街」でのPCR検査で掘り起こしている事情もあるが、外出自粛が解かれ経路不明の感染者も増えている。

日本の感染者数が約2万人、死者数が978人(7月7日時点)と外国と比べ相対的に少ないことについて、「まじめさや清潔好きのおかげ」といった論調が国内で流布している。しかし子細に振り返ると、とても褒められたものではないことがわかる。PCR検査、医療体制、経済対策……。その場しのぎで何とか対処したというケースが散見される。次に備えて何をすべきか。それを知るためにもコロナ第1波を検証する。

週刊東洋経済編集部
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