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石油ショックからの教訓 コロナ禍を克服できるか

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外生的な課題克服は得意な日本。今回は内生的な課題の解決力が求められる。

第2次石油ショックで銀座の明かりが消えた。2度の石油ショックを経て、日本経済は省エネルギー型に転換した(時事)

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週刊東洋経済 2020年7/18号
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日本経済の戦後の歴史を振り返りながら、コロナショックと日本経済について考えてみたい。コロナショックが日本経済に及ぼす影響は、次の3つのフェーズに分けられる。

第1のフェーズは、感染症が広がり、これを防ぐために経済活動が抑制される局面だ。生産活動がストップし、消費活動も低迷する。景気を刺激することはできず、政策的には、企業・家計への一時的な所得補塡や、つなぎ融資が柱となる。

第2のフェーズは、感染症の広がりは一応収まったが、画期的な治療法やワクチンが未完成なので慎重に経済活動を再開していく段階だ。感染症と共存できるような経済活動を模索していくしかない。

そして第3のフェーズは、感染症が撃退されて、経済活動が正常化する段階だ。景気の回復を図りつつ、フェーズ3までの段階で明らかになった課題に取り組んでいくことが求められる。

現在の日本経済はフェーズ2である。フェーズ3まで行かなければ総合成績は不明だが、これまでの段階で、日本のコロナショックへの対応を評価してみよう。これには、感染症そのものをいかに防いできたかということと、それに伴う経済的な落ち込みがどの程度であったかという2つの評価ポイントがある。

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