国内全路線の運行再開はいいタイミングだった
──6月19日から国内全22路線で運航を再開しました。政府の都道府県外への移動解禁日と重なっていますが、関係があったのでしょうか。
たまたま同じ日になった。5月に緊急事態宣言が解除されて、1カ月くらい経てばどこの地域へも飛べるかなと粗く見立て、6月中旬からの全路線における運航再開をずっと議論してきた。そのうえで、週末はお客さんが集まるため、6月中旬の週末である19日と定めた。
当然、各地で感染が収束しなかったり、医療体制が逼迫していれば、運航再開を取り下げる覚悟もしていた。その数日後、たまたま政府が同日から県をまたぐ移動をできると発表し、結果的にちょうどいいタイミングとなった。
──「粗く見立て」たということは、感染者数などの各種指標を踏まえた判断ではないと?
感染者数の情報はかなり細かく見ている。4月ごろから国や都道府県単位だけでなく、奄美大島や石垣島といった就航先の離島単位まで、どのように感染者が発生しているかをきめ細かく確認している。



















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