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いつから始めたらいい?終活の正しい手順と注意点 Part2 親も子も幸せな終活|親の問題は当然深刻化する

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親が80歳を超える前にさまざまな準備を始めたい。

(タカス / PIXTA)

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まずは下の「チェックポイント10」をご覧いただきたい。いくつか当てはまる人は、勘違いが大きく注意が必要だろう。とくに「認知症はまだまだ大丈夫」「結局何とかなると思っている」「うちの家族は……もめることはない」にチェックが入ったかどうかは重要である。

勘違いしないためのチェックポイント10

□終活はテレビや雑誌で見て大抵のことはわかっている
 □何もしなくても、万一の際には家族がいいように取り計らってくれる
 □うちの家族は仲がよいので、介護や相続でもめることはない
 □わが家には遺言書は必要ない
 □100歳までは生きないので、お金のことは心配していない
 □認知症はまだまだ大丈夫
 □介護状態になったら配偶者に頼るか介護施設に入ればよい
 □金融機関は信頼できるのでさまざまなサービスを利用したい
 □弁護士、税理士、司法書士など専門家は皆、能力が高い
 □結局何とかなると思っている

親の介護などの問題が実際に起きたとき、きょうだい仲がよければ、話し合いできる環境がすぐに整うのかもしれない。しかし、現実の状況はそんなに甘くない。

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