米国株投資を始めるに当たって、やらなければならないことはたった一つ。それは米国株の取引ができる口座を持つことだ。といっても、海外の証券会社に口座を開く必要はなく、SBI証券、マネックス証券、楽天証券が提供する外国株口座であれば、手軽に売買できる。会社によって手数料やサービス内容が異なるので、自分に合ったものを選ぼう。
あとは日本株とほとんど変わらない感覚で投資することができる。しかも米国株は単元株制度を採用する日本と違って1株から購入可能だ。初心者に人気のアップルは1月5日時点で117.91ドル、IBMは168.70ドルと日本円で2万円以下、AT&Tは42.65ドルと約5000円で買える(1ドル=115円換算)。マネックスの調査によると、初めての米国株取引で投資した金額は4割超が1000ドル以下だ。
株式だけではなく、米国ETF(上場投資信託)が売買できるのもメリットだ。米国株全体の値動きに連動したETFのほか、高利回り債券、米国REIT(不動産投資信託)を対象にしたものなど、多様な選択肢が提供されている。投資額は数万円から。手数料も証券大手が取り扱う米国株の投信などに比べて格安だ。
この記事は有料会員限定です。
東洋経済オンライン有料会員にご登録いただくと、有料会員限定記事を含むすべての記事と、『週刊東洋経済』電子版をお読みいただけます。
- 有料会員限定記事を含むすべての記事が読める
- 『週刊東洋経済』電子版の最新号とバックナンバーが読み放題
- 有料会員限定メールマガジンをお届け
- 各種イベント・セミナーご優待
無料会員登録はこちら
ログインはこちら