
トランプ相場の恩恵を享受したいなら、米国市場に投資するのが手っ取り早い。前出記事の図表「日米株式市場の主要指標」のように、過去30年を見ると、日本株より米国株のパフォーマンスのほうが圧倒的に高い。
米国株への投資は簡単だ。日本のネット証券会社を利用する場合、SBI証券、マネックス証券、楽天証券に口座を開くだけで始められる(→関連記事へ)。
ETFを活用して分散投資を図る
とはいえ、未知のものに投資する不安があるのは確かだろう。日本株では気にしなくてよい為替の変動リスクに加え、英語が必要になる場面もある。そこでまずは米国株に投資する先輩投資家たちがどんな資産運用をしているのか、その投資術を知るところから始めよう。
乙川乙彦さん(ハンドルネーム)は普段は企業に勤める兼業投資家だ。資産規模は1億円を超え、そのうち約2割を米国に投資している。
現在60代の乙川さんは50代で転職を経験した。老後の資金を確保するため、前職の退職金を中心にした数千万円を元手に、本格的に株式投資を始めた。現在は日本、米国、欧州、新興国の株や債券、REIT(不動産投資信託)などを幅広く保有している。
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