誰もが頭の中に、知識の枠を持っている。そこにミルクが入っているとすると、かき混ぜるとバターになる。英語も同じで、知識(ミルク)をどうスキル(バター)に変えるかが大切だ。
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大学受験を経験した人なら、中学2~3年生の英語を耳から入れて口から出すうちに、すでに持っている知識の40%程度が稼働するようになる。それだけでTOEICスコアが400点台から600点まで上がる人も珍しくない。
私の教室では30~40代のビジネスパーソンを中心に教えているが、最も伸びるのはTOEICスコア600点前後の基礎を身に付けた学習者。レベルに応じた瞬間英作文と音読パッケージを繰り返すことで、2年後にはAランク(860点以上)までアップする人が多い。
簡単な英文を楽にたくさん作ってみる
勉強法はシンプルだ。瞬間英作文では中学校で習う文法を使い、簡単な英文を大量に声に出して練習を繰り返す。読めば余裕で理解できると感じる平易な英文を音読することで、わかっている知識を「できる知識」に体系化することが目的だ。瞬間英作文は、スピードと滑らかさを重視しながら次の手順で行っていく。
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