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英語も日本語も同じ! 「雑談力」を磨け 疑問文を工夫することで話が広げやすくなる

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イラスト:熊野友紀子

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英語が得意でも、「雑談は苦手」という人が割と多くいます。Nice to meet youの後に何を話せばいいのかわからない、という声をよく聞きます。英語の達人である同時通訳者は、会議前の数分間や休憩時間にネイティブスピーカーと雑談を交えてコミュニケーションをします。雑談にもマナーがあり、知っておくと便利なイディオムも多いです。

まず自己紹介は相手の目を見て、力強く握手することが大切。欧米では握手の強さが信頼を呼びます。あいさつでは、最後に相手の名前を言いましょう。欧米人はWhat do you think, Hiro? など、会話に頻繁に相手の名前を入れる。これは「あなたの名前を覚えていますよ」というアピールです。欧米人には日本人の名前が聞き取りにくいので、自分の名前はゆっくり発音しましょう。相手への思いやりを忘れずに。

気をつけたほうがいいのは、相手の出身地を聞くときです。Where are you from? という表現を学校で習いますが、人種のるつぼである欧米ではマイナスの印象を与えることもあるので要注意。相手にHave you lived there for a long time? など遠回しに聞いて、その答えから予測しましょう。宗教と政治の話も避けたほうがいいでしょう。

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