日常生活で英語を使う必要性がない「EFL(English as a Foreign Language)」環境にある日本。話す能力を高めるためには、スピーキングテストで自分にプレッシャーをかけるのが一番だ。スコアを上げることを目標にすれば、スカイプ英会話などを活用して徹底的に「話す」勉強をするようになるだろう。
ただ、これまでのスピーキングテストは英語初心者にとってはレベルが高すぎるという問題があった。難しすぎるテストは受験へのモチベーションを下げてしまう。そこで、インターネット経由で行う英語能力判定試験、iTEPを開発した米BES(Boston Educational Services)に私が働きかけ、EFL環境下の人に適切なレベルのスピーキングテストとしてBESが開発したのが「E-CAT(国際英語会話能力検定)なのである。
iTEPは世界の企業・政府や米国の学校で採用されており、文法、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングという5技能の英語コミュニケーション能力を判定できる。E-CATはこの試験のスピーキングパートを取り出し、EFL向けにカスタマイズしたもの。
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