あなたは今、香港から来たビジネスパーソンと商談をしている。こちらが条件を切り出した途端、相手の顔がみるみる険しくなった。そして、いきなり立ち上がり、こう言い放ったのだ。
“I don't want to talk to you any more, OK?”(もうあなたと話すことはない。いいね?)
きびすを返し、立ち去ろうとする相手。こちらは頭が真っ白になるが、社の命運が懸かったプロジェクトを潰すわけにはいかない。さあ、あなたはどう返す?
A. 呆然と立ち尽くす
B. 先回りして引き留める
C. Excuse me? What did you say? と聞き返す
D. 「では話すのはやめて、すしでも食べませんか?」と話題をそらす
グローバルなビジネスの現場で、こうした「ちゃぶ台返し」に出くわしたことはないだろうか。意思の疎通がうまくいかず相手を怒らせたり、タフな交渉に立ち会ったり、複数の人たちを相手にファシリテーション(相互理解の推進)をしたり。大なり小なり「英語で戦う」場面は必ず出てくる。
この記事は有料会員限定です。
東洋経済オンライン有料会員にご登録頂くと、週刊東洋経済のバックナンバーやオリジナル記事などが読み放題でご利用頂けます。
- 週刊東洋経済のバックナンバー(PDF版)約1,000冊が読み放題
- 東洋経済のオリジナル記事1,000本以上が読み放題
- おすすめ情報をメルマガでお届け
- 限定セミナーにご招待
無料会員登録はこちら
ログインはこちら