有料会員限定

TOEICで目指すべきはスコアよりもスキル 話すトレーニングなしに英語力はつかない

✎ 1〜 ✎ 3 ✎ 4 ✎ 5 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

有料会員限定記事の印刷ページの表示は、有料会員登録が必要です。

はこちら

はこちら

縮小
イラスト:熊野友紀子

特集「速効英語」の他の記事を読む

TOEICを実施するのが国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)だ。同協会で、企業や学校向けの団体特別受験制度などを担当するIP事業本部の永井聡一郎・IP普及ユニットマネージャーが、新TOEICの狙いや企業の英語教育の動向について語った。

平均スコアは変化なし

新TOEICを一言で言うと、より現実に即したオーセンティック(確か)なものになった。過去10年間でビジネスのコミュニケーション方法が変わっており、それをテストに反映させた格好だ。

テストを制作する米ETS(Educational Testing Service)によると、全体の量は変えていない。ただリーディング問題について「今まで5〜10分余っていた時間がなくなった」「問題に読み応えがあり負荷がかかった」との声は聞いている。文脈の前後関係を読み込まないと解けない問題になったことが背景にある。逆に「文脈を理解すれば素直に解ける問題が増えた」という感想もある。単語の前後を読んで当たりをつける小手先のテクニックで解いてきた人にとっては、厳しくなっているかもしれない。

関連記事
トピックボードAD