単線型会社員はどれもみな同じにみえるが、副業をする人にはそれぞれの形がある──。そんな表現が頭に浮かぶほど、副業人は多様な働き方をしている。
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オイシックスで法務部長を務める小林さんは、ベンチャー4社の取締役や顧問を兼任。採用時に会社の了解を取り、一部は就業時間内に
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ヤフーに務める堀口さんはDIY情報を集めた月間80万PVのブログで稼ぐ。副業収入は本業の1.5倍~2倍に達するという
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IT企業に勤める平尾さんはドイツ料理レストランを経営。常連店のオーナーが引退するのを機に、1500万円で店の経営権を買い取った
労働力人口全体では現状、3.6%の人しか副業をしていない。だがだからといって、その生き方をニッチと退けるのは早計だ。本誌は9月28日から10月10日にかけ、インターネット経由で副業に関する調査を実施した。その結果からは、日本のビジネスパーソンが実に多様な副業経験をし、その報酬にかかわらず、さまざまなメリットを見いだしている様子が浮き彫りになった。以下では、調査に回答した人の事例を中心に、8人の副業ストーリーをリポートする。
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