「さあ副業を始めよう」と思ったら早速、仕事環境の準備から取りかかりたい。本業では会社が整えてくれた環境も、副業ではゼロから自分で用意する必要がある。
2枚目の名刺
副業を本業の会社に知られたくない人は多い。企業が副業を禁止していることが理由の一つだが、就業規則に沿った副業であっても、同僚から余計な嫉妬や反感を買ったり、「副業のせいで疲れている」といった誤解を招いたりするからだ。副業を他言するメリットは乏しい。
会社に副業を知られないためには、実名を使わないことが有効だ。副業は“ビジネスネーム”でもできる。たとえばプログラマーやデザイナーなどの副業はクラウドソーシング経由で案件を探す機会が多いが、そこではクライアント以外に個人情報が伝わることはなく、公開する氏名はビジネスネームでも構わない。
本名でないと信用を得られないと思いがちだが、重要なのは納品物が高品質かどうか。私個人はクラウドソーシングで案件を発注しているが、受注しているクリエーターは全員ビジネスネームを使っている。
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