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日雇い経済(ギグ・エコノミー)に揺れる米国 これは自由な働き方なのか、労働者の搾取か

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ウーバーに抗議する運転手たちのデモ(AP/アフロ)

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「Uber(ウーバー)はいつ働くかを自由に選べるから、本業に支障がない。稼いだおカネ? デートのディナー代に使うことが多いかな」。すき間時間を使ってインターネット配車サービス・米ウーバーの運転手をしている米国西海岸在住の20代男性、ライアンさん(仮名、以下同)はそう笑顔で話す。

ライアンさんの本業は米IBMの間接部門の社員だ。だが米国のハイテク企業では、間接部門の給与は総じてエンジニアより低い。このため間接部門で働く人は自力でスキルを身に付け、技術系キャリアへの鞍替えを狙うことが多い。ライアンさんも平日の夜はオンライン教育、週末は大学キャンパスで学び、技術系の修士号を取ってキャリアアップしようと奮闘している。

シリコンバレーを核とする西海岸は、輝かしいキャリアを獲得する機会にあふれている。だが同時に住宅や教育などのコストが高い地域でもある。だからライアンさんは副業としてウーバーの運転手をやり、補助的な収入を得ている。彼のようにすき間時間で稼ぐ「ギグ」と呼ばれる人々の働き方が今、米国で議論の的となっている。

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