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6人の生き様に学ぶパラレルキャリアの道のり 副業をバネに次の人生へステップアップ

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[ポイント1]
研修会社を設立した塚本氏。「中小企業診断士の免許更新のため、実際に一定の経営指導をしなければならず、当初はそのための活動だった」

[ポイント2]
「子育てや介護などで働きにくい人が増えている」。そんな問題意識から、須藤氏は人事部長をつなぐ団体を設立した

[ポイント3]
石山恒貴法政大学教授は、「権威なき引率力」が求められ磨かれるのは、ボランティア活動など社外での活動だと説く

 

安倍晋三首相が企業に対して副業の解禁を求めるなどして、働き方が大きく変わろうとしている。その中で注目されているのが、本業以外での肩書を持つ「パラレルキャリア」という概念だ。ここでは、社内外の副業やボランティア活動を生かしてパラレルキャリアを築いていった先人たちの足跡を振り返ろう。

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ラテン語で「公益のために」を意味する言葉。それが「プロボノ」だ。「職業上の専門的な知識やスキルを生かし、ボランティアでNPOなどを支援して公益活動にかかわっていく」といった意味合いがある。このプロボノ活動にかかわったことでパラレルキャリアを構築し、新天地を切り開くきっかけとしたのが塚本恭之さん(49)だ。

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