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ダイバーシティこそ新しい価値の源泉だ プロ経営者のパイオニア 新浪剛史

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三菱商事でローソンへの出資を主導し、2002年には43歳でローソン社長に就任。その実績を買われて14年にサントリーホールディングス(HD)の社長に転身した新浪剛史氏。日本における「プロ経営者」のトップランナーとして考える、次世代リーダーの育成法とは。

新浪剛史 サントリーホールディングス社長
にいなみ・たけし●1959年生まれ。81年三菱商事入社。91年ハーバード・ビジネススクール卒業。2002年ローソン社長。14年10月から現職。経済財政諮問会議の民間議員や政府税制調査会特別委員も務める。

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人材育成に当たる人間は、自らも育つという意識を持つことが必要だ。私は三菱商事に勤務していた1995年に、その出資先の社長を初めて務めた。それ以来、社長歴は20年にわたるが、私自身ももっと成長しないといけないと思う。

人材が育成できている会社じゃないと成長しない。自分と一緒になってやれる人が増えれば増えるほど、事業を伸ばしやすい。「もっと面白いことをやっていこう」と呼びかけたとき、一緒にやってくれる人材を育成するのが大事だ。

日本企業はバブル崩壊以降、人材にかける予算を削りすぎた。これでは革新的なアイデアを生み続けることはできない。育成の取り組みは絶やしてはいけない。

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