三菱商事でローソンへの出資を主導し、2002年には43歳でローソン社長に就任。その実績を買われて14年にサントリーホールディングス(HD)の社長に転身した新浪剛史氏。日本における「プロ経営者」のトップランナーとして考える、次世代リーダーの育成法とは。
人材育成に当たる人間は、自らも育つという意識を持つことが必要だ。私は三菱商事に勤務していた1995年に、その出資先の社長を初めて務めた。それ以来、社長歴は20年にわたるが、私自身ももっと成長しないといけないと思う。
人材が育成できている会社じゃないと成長しない。自分と一緒になってやれる人が増えれば増えるほど、事業を伸ばしやすい。「もっと面白いことをやっていこう」と呼びかけたとき、一緒にやってくれる人材を育成するのが大事だ。
日本企業はバブル崩壊以降、人材にかける予算を削りすぎた。これでは革新的なアイデアを生み続けることはできない。育成の取り組みは絶やしてはいけない。
この記事は有料会員限定です。
ログイン(会員の方はこちら)
有料会員登録
東洋経済オンライン有料会員にご登録頂くと、週刊東洋経済のバックナンバーやオリジナル記事などが読み放題でご利用頂けます。
- 週刊東洋経済のバックナンバー(PDF版)約1,000冊が読み放題
- 東洋経済のオリジナル記事1,000本以上が読み放題
- おすすめ情報をメルマガでお届け
- 限定セミナーにご招待
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら