子会社の社長就任を志願 入社7年でもぎ取った大役
「DeNA Games Tokyo 開設@Akiba。社長は社内有名人」──。昨年、ディー・エヌ・エーの南場智子会長が約4年ぶりに書いたブログで紹介されたのが、新卒入社から7年で子会社の社長に就いた田川啓介氏だ。
ディー・エヌ・エーが主力とするモバイルゲーム事業は一つのタイトルを出して終わりではなく、リリース後の展開がカギを握る。ユーザーの反応を見ながら、キャラクターを追加する、アイテムを増やすなどして、飽きのこない空間を提供し続ける必要があるからだ。このゲーム運営に特化した会社がDeNA Games Tokyo(DGT)だ。
南場会長に聞かれ すぐに返した言葉
今から2年ほど前、南場氏とランチを食べながら「田川、何やりたいの?」と聞かれたときは、「社長です」と即答した。そしてチャンスが訪れた。本体でゲーム運営責任者を任されていた田川氏は、事業強化に向けた方策を練るメンバーの一人だった。運営に特化した拠点を作ることになり、社長就任を志願。経営会議でプレゼンテーションを行い、ゴーサインが出た。
「やってみてすごくよかった。子会社とはいえ社長は社長。最終権限を与えられた中で働くことは絶対にいい経験になるし、自分としても成長できる」(田川氏)と話す。ディー・エヌ・エーの髙橋直人人事グループマネジャーが「新入社員でも働きがよければチームリーダーに抜擢する。ステージを上げて意図的にチャレンジさせる」と話すように、同社では持ち場が替わることが珍しくない。
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